生まれつき顔に大きな痣がある女性と目の不自由な男性が結ばれ、もうすぐ新しい命が誕生します。
しかし不安もあります。障害者の親をもつことで、子供がいじめられるんじゃないかなと‥
それを横で、聞いていた別の障害者の方が、「親は、四六時中傍に付き添うわけにはいかないんだから、子供は子供の世界にまかせるしかない。それ以上に、熱が出たり、怪我したりと、子育てには、立ち止まってられない苦労が山ほどあるんだから、生まれる前から悩んでないで、ドンと構えるべき!」と力強く励ましていました。
そして彼女は、「差別というものは、世の中から無くすのは不可能かもしれないけど、子供が生まれてくる世界は、少しでも差別が減っている世界であってほしい。そのためにも、積極的に表に出ていく」と語ります。
その言葉に自分たちは、してないようで、差別してるんだと思うとともに、皆が住みよい世界を目指さねばと思いました。