和歌山の白浜では、夏の間だけ、派出所が設置されます。そこに今シーズン、若い婦警さんが配属されました。

置き引きの監視や迷子の相手、禁止されている球技の取り締まり‥そんな彼女の最大の敵は、言うことを聞かないヤンキーやギャルたちではなく、夏の日差しです。

日焼け止めはたっぷり塗るのですが、炎天下の仕事のため、暑い日差しは２３歳の肌に襲い掛かります。

この派出所ができてから、置き引きの被害や盗撮などの行為は、格段に減少しました。

「来年もここで働きたいですか？」の問いに、しばらくためらったあと、「ハイ、働きたいです！」と答えてました。

日差しとの戦いも、もうすぐ終わります。

若い世代の投票率が下がっていることが、問題になっています。「仕事で行けない」「誰がなっても一緒」「選挙時だけ、騒いで、当選したら、それっきり」など、行かない理由は色々あるようです。

ある教授が言うには、投票率が低いと、どうせ投票してくれない若い人向けの政策を打つよりは、ちゃんと投票してくれる年配の方向けの政策を打つようになります。
そうなった場合、借金してでも打ってしまう政策のつけを払うのは、結局次の世代の若い人になる。その際の一人当たりの損益は、４，０００万円だそうです。

選挙に行くのは、義務のように感じている人も多いようですが、選挙権は、長年の間に勝ち取った権利です。

今回の選挙は政権交代のかかった、かなり意義あるものですから、是非投票所に足を運んでください。

町はずれの住宅地を車を走らせていると、赤と黄色のシャツを着た男女がふたり。田舎町にはそぐないカラフルな格好と、二人が放つオーラを感じて、良く見ると、

土曜お昼のローカル番組で、地域探訪のコーナーを担当しているあの二人でした。
やはり、地方局とはいえ、さすが女子アナ。一般人にはない雰囲気がありました。

かもし出す雰囲気というのは、ある人にはあるようで、先日の文理の最終回の姿は、誰もが打つぞという雰囲気がありましたし、嬉しいことがあった人は、他の人が見ても、何かあったなと思う雰囲気を持っています。

私を見た人は、何かを感じとってくれるでしょうか？

誰だか、忘れましたが、「芸の基本は、観察力と想像力だ」と言っていました。ブログもこれと相通じるものがあります。

日々何気なく通り過ぎていく出来事も、注意深く見ていると、いろんな物語を含んでいることに気づきます。たとえ、そうでなかったとしても、自分で想像力を働かせ、そこに潜んでる背景を考えるのは。面白い作業です。

友人は、それを妄想といいますが、まあ、それはそれとして、現実の世界に潜むドラマを探しに、今日も旅立とうと思います。

「あーもうこれで終わりだぁ」と思った最終回２アウト２ストライク。中京ナインが抱き合う光景が頭をかすめた時、まさかまさかの大反撃。

惜しくも負けはしましたが、不思議と清々しい気分になりました。

あきらめないとか、ねばりとか、つなぐとか、気持の強さとか、彼らから、いろんなことを学びました。

夕方の街を行く人は、どことなく嬉しそうでした。新潟県民でよかった、そんな風に思えた今年の夏が、もうすぐ終わります。