日曜日、まだつぼみで花見を断念した公園の近くを通ったので、寄ってみると、今度は咲いていました。
後ろにそびえる角田山と相まって見事な風景を創り出しています。平日のため見物客はまばらですが、一組のご夫婦は、旦那さんが奥さんを気使い、坂の所で手を添えていました。
桜の花は、人の心も優しくするのかもしれません。
次の日曜はちょうど満開、たくさんの人が優しくなれるでしょう。

コーチが相手コートに浅く打ち、攻撃に備える為に、後衛が前衛に「浅い！！」と伝える練習をしてました。
最初、伝えるのが遅くなった私は２回目に「浅い！」と早めに言ったら、まだ打っておらず、早すぎました。次のＩさんは、ことごとく遅く、「森山さんは、早すぎますが、Ｉさんは遅すぎます！」と憤慨するコーチ。
その後も声が小さすぎて聴こえないＫさん、「遅いです！」と敬語で伝えてしまうＴさんと‥コーチがまるで、隙あらばボケてくるメンバーに突っ込み倒すいかりや長介のようでした。
４０も中盤に差し掛かると、思うように体が反応しないんで、長い目で見てください。

田植えの準備が始まりました。もうすぐ水が入り、カエルの大合唱が聴こえることでしょう。
一昨年、福島を訪れた時、新潟ではすでに稲刈りはほぼ終わっているころなのに、黄金色の稲がまだまだ鬱蒼と実っていました。品種の違いなのかもしれませんが、秋の日差しの下、穂を揺らす田んぼは何かのんびりとして、穏やかな気持ちになりました。
こちらに避難されている方にも、今年は田植えができずに、歯が浮い思いをしている方も多いのではないでしょうか。風光明媚なあの風景が、早く戻ってくれることを祈ります。

参加者が少ないので、花見は中止にしようと思っていたのですが、前日になって行きたいという人が増え、急遽再募集かけたら、１１人ほど集まり開催することにしました。
今年は開花が遅れ気味で、目的地の公園は、まだつぼみ、場所を変えてようやくスタート。途中参加のメンバーも加わり、桜は少ないもののお子さんを連れてきたメンバーもいたりして、楽しい花見となりました。
帰宅途中に別のスポットに寄り道すると、そこはほぼ満開でした。若者のグループに写真を頼まれました。最新機種で扱い方がわからず、おじさん丸出しでした。
二転三転しましたが、自粛せず、やって良かったです。想い出深い誕生日となりました。

大阪から出張に来られた方は、阪神大震災を経験していました。今回の一連の報道や頻発する余震に、あの時の悪夢が蘇り、具合が悪くなると言います。１６年経った今も心の傷は癒えないというのには、ショックを受けました。大人でもそうなのだから、子供はなおさらでしょう。
その方、普段はひょうひょうとして気さくな人なのに、心に傷を負っていました。今明るく振舞っている子供達もきっと我慢しているのでしょう。長いスパンで心のケアを考えていく必要があるようです。