正月太り解消のため、毎日１時間は歩くようにしてます。昨日は仕事で訪れた土地を歩きました。
大型ショッピングセンターを抜け、昔ながらの商店街に入ると、雰囲気は一変。呉服屋さん、和菓子屋さんなど趣のあるお店が軒を連ね、また最近見かけなくなった電気屋さん、本屋さんもありました。
ただ、店番をするかつての看板娘たちも、かなりのご高齢。５年後来たら何件残っているでしょうか？

そして床屋さんの前にくると、男の子が雪かきをしていました。まだ小さいのにお店のお手伝いのようです。

まだまだこの商店街も大丈夫かな。と少しほっとしました。

コンビニの店員にかわいい子を採用したら、売上が２倍になったという話はよく耳にします。
近所のコンビニのＳさんは、それとは真逆な人です。佐渡出張の際、早朝に寄るのですが、びっくりするぐらい声が暗いのです。まるで幽霊のようで、軽い恐怖さえ覚えます。

そのＳさんを昼間見かけました。満面の笑みで自転車をこぐ姿は別人で、「ちゃんと笑えるんだあ」と少し安心しました。

バイトの時もその笑顔を見せてくれたら、売上倍増したかもしれません。

暮れに結婚のお祝いを頂いた親戚の方に、新年のあいさつを兼ねて伺いました。訪問したのは子供の時以来だったので、ご主人は８６歳になっておられました。

しかしまだまだお元気で、「顔忘れると悪いから」と言いながら趣味のカメラを取り出し、私たちのツーショットを何枚も撮ってくれました。
「いいのができたら、送ってあげる」と微笑む手には、今時珍しいアナログのカメラがありました。

帰り際に「お土産にあげる」と、一枚の写真を頂きました。そこには坂本竜馬をはじめ西郷隆盛、高杉晋作‥幕末の偉人達が多数写っていました。なんでも近年オランダ人宣教師の家から見つかった非常に珍しい写真のようです。

集合写真の題名は「日本の夜明け」と書いてありました。何かを託された気分で、その方の家を後にしました。雲間から新潟の冬には珍しい日差しが降り注いでいました。

親戚の家に、新年のあいさつに行った際、箱根駅伝のゴールが気になり、そこの家の奥さんに隣のテレビのある部屋に見に行ってもらいました。

「もうじきゴールで早稲田が勝ちそう。東洋との差は２０cmくらい」という奥さん。「２０cmくらいならすぐ追いつくのでは？」疑問に思い、よくよく聞いてみるとテレビの画像ごしに見て２０cmでした。

結局早稲田の優勝で、東洋の三連覇はなりませんでしたが、両校の戦いぶりは、目を見張るものがあり、実際の実力の差は２０cmもなかったかもしれません。来年が楽しみです！

思ったほど、荒れることなく迎えた新年。今年一年このように穏やかな感じで過ごせたら幸いですが‥
先ほど初詣に行き、参拝したあとおみくじを引きました。ここ数年ずっと大吉続きだったので、さすがに今年は無理だろうと思いながら、開けてみると、大吉でした。これで５年連続！？

今年もなんとかいい年になりそうです。