３月に入り、年度代わりの準備も進んでいます。進学や就職、転勤など新しい地でスタートをする人も多いと思います。
以前、ラジオのパーソナリティーの方が、番組の最終回で「遠くには行きますが、空は繋がってますから、青い空見たら僕のこと思い出して下さい」最後の方は涙声で、僕ももらい泣きしてました。
新潟を離れたその方の声を聞くことは、もうありませんが、印象的な言葉は今も耳に残っています。

友人が結婚の相談に訪れました。もともと秒読みだろうと思っていた２人ですが、彼氏の転勤も決まりバタバタと慌ただしく準備に追われているようです。
考えたら、去年の私達も今頃は怒涛の忙しさでした。あれから１年たったのかと思うと感慨深いものがあります。
手続きや段取り、決め事も多く、結婚ってこんなに大変なのかと思うでしょうが、それも幸せへの大切なプロセスです。ゴールを迎え、祝福の言葉をもらったら、今までの苦労も吹き飛び、えも言われぬ達成感に包まれます。
たぶんマラソン好きなお二人のこと、見事にゴールテープを切ってくれるでしょう。今からとても楽しみです。

応急手当指導者の研修は、本日が最終日。本当は先週で終了しているのですが、蔵王に行って１回休んだので、予備日の今日、残りの研修を受けたのです。

一通り実技を復習した後、一人ずつ実演することになりました。８名の受講者の中に５０代ぐらいの方がいました。たぶん緊張していたのでしょう。「１１９番通報お願いします！」と言うべきところ、「１２０番通報お願いします！」と言ってしまいました。「そんなとこかけても救急車こないよ」と思ったら笑いがこみ上げて来て、大変でした。

そんなこともありつつ、研修は無事終了。晴れて指導員の資格をとりました。ＮＺ地震などでもわかるように、危険はいつやってくるかわかりません。今回の資格で、一人でも多くの命を救うことができたなら幸いです。

「最近来ないねぇ」と話していたら、なんと仕事を辞めて引っ越していました。今度は風光明媚な海の近くです。
老後のことを考えて思い切って、住む場所も仕事もすっぱり変えてしまうのは、独身貴族のなせる技でしょうか？いつも笑顔を絶やさず紳士的なプレースタイルで、信頼も厚かったＴさん。昨年の私の結婚式には誰よりも早く来て頂きました。
今日はお別れを兼ねて、お昼からテニスをするそうです。あいにく仕事で行けませんが、晴天にも恵まれたのは、Ｔさんの人柄のおかげでしょう。
引っ越し先は、海も山も近く観光ポイントも多いので春になったら遊びに行こうと思います。もしかしたらもう一つの春も訪れるかも‥今から暖かくなるのが楽しみです。

中小企業の集まりに新しく農業をされている方が入会しました。月潟で梨を作っているんだとか。そこは一昨年駅伝で走った場所だったので、懐かしい気持ちになりました。
日本の農家の平均年齢は６５歳を超えており、数年後は激減が予想されます。温暖化に伴う生産量の変化や新興国の繁栄により、日本がいくら金を積んでも食料が手に入らない時が来るかもしれません。
農業というのは命を育む仕事なので、心も豊かになるそうです。確かにその方もいい顔をしていました。「作る方は自信はありますが、売る方はもう一つわからないので‥」この集まりは異業趣が助け合う場なので、きっと新しい道が開けるでしょう。