生まれてくる赤ちゃんが女の子だとわかったので、お父さんは、ちょっと不安になります。男兄弟の仲で育ったので、女の子とどうやって接していいかが、なかなかイメージできません。
思案して、思いついたのは、絵本を読み聞かせることでした。実家が書店を経営していることもあり、100冊の絵本を買いそろえて、赤ちゃんの誕生を待つことにしました。
誕生後、お座りができるようになった頃から、絵本に興味をしめすようになり、いよいよお父さんの出番到来です。男の人特有の低い声を利用して、おばけをリアリティーたっぷりにやってみたり、サービス精神満載の演出で、毎晩楽しいひとときを提供していきました。
絵本じたいも、最近のお話は、大人が読んでも、キュンときたり、なるほどと考えさせられることが、多く、お父さんも発見の連続でした。
そんな読み聞かせは、娘さんが小学校一年生になるまで、続けられ、今でも良好な親子関係を築かれているそうです。
私も子供ができたら、実践してみたいと思うお話でした。