来季のソフトバンクのコーチングスタッフが、新聞に載ってました。その中に、守備走塁コーチ湯上谷氏の名前を発見。
実は、彼のお母さんに以前お会いしたことがあります。十数年前、当時長岡で働いていた私は、悠久山球場で行われた「近鉄ーダイエー」戦を会社の仲間と観戦に行きました。
隣り合わせた女性は、どことなく野球ファンとはかけ離れた印象で、ちょっと違和感があったのですが、湯上谷選手がヒットを打つと、「あれ、息子なんです!」と興奮気味に教えてくれました。
石川県出身の湯上谷選手は、走攻守そろった選手で、足も速いし、どこでも守れる、目立ちはしませんが、チームには欠かせない存在でした。今日は、息子がチケットを手配してくれ、石川から駆け付けたそうです。
試合は、ダイエーが圧勝。「お母さん良かったですね!」と言うと、「応援ありがとうございました」と深々頭を下げられ、球場をあとにしました。その控え目な物腰が、縁の下でチームを支える息子さんと重なり、なんか感動しました。
今でも、球界で頑張っていることを知り、懐かしさともに嬉しい気持ちになりました。