人にはみな個性があり、一対一の人間関係もそれぞれ違っていて当然なのに、人はその中に親友を探し出そうとします。親友がいないことは不幸なことだと感じてしまうのかもしれません。
学生生活や仕事、趣味を通して魅力的な人との出会いはたくさんあります。その中から、あの人はいい友達だったと思えるようになるのは、おそらく人生もずっと後半になってからでしょう。
親友という概念で人をふるい分けるのでなく、出会う人と自然に接していく。ゆるい気持ちでいれば、時の流れの中でおのずと友は残っていくものだと思います。