そろそろ納涼会の話が出てくる季節になってきました。前に勤めていた会社では。新入社員が出しモノをするのが、納涼会の恒例行事でした。
毎晩、仕事終りに同期八人で、いろいろ考えるのですが、なかなか話がまとまらず、結局見切り発車的に当日を迎えます。
案の定、グダグダな感じになってしまいました。ところが、そんな空気を察した課長が、盛り上げ役にまわってくれ、傾きかけた流れを一気に変えてもらい。新入社員の出し物は、なんとか形になりました。
今から考えると、盛り上げ役をかってくれた課長も、温かい目で見守って頂いた既存の社員の方々も、新入社員の出し物に最初から、多大な期待を抱いていたわけではなく、うまくいってもいかなくても、一生懸命何かに取り組んだ姿が見たかったのではないでしょうか。
この納涼会のあと、新入社員だった僕らは、会社の一員に少し近づいた気がしました。