久しぶりに、山形のお客様の所に行きました。店内に掛けられたワイシャツは立体仕上げです。この仕上げはたたむ手間が省けるので、効率的な作業ができ、新潟でも近年広まっています。
ただ、ハンガーに掛ける際。袖は後ろに回すのが主流なのに、この店は袖は前にきていました。ちょうど人が手を前に組んでお辞儀をするような感じです。
袖の部分はシワがよりやすく、後ろにまわした方がアラも見えず見栄えもいいのですが、逆に前にもってくるのは仕上げに自信があるのでしょうか?
昨年山形の土産におまんじゅうを買った際、「これは国産のいいあずきを使っているね、山形県人の正直さが出てる」と高評価を頂いたことがありました。このワイシャツのかけ方も、そんな山形の人たちの正直な県民性なのかもしれません。