野沢までスキーに行きました。今回はもう一つ火祭りを見るという目的もありました。
厄年の男たちが櫓に登り、数時間の攻防戦の後、櫓に火が放たれ厄とともに燃やし尽くされる。
日本三大火祭りの一つだけあって、見物人には外国の方も多数見受けられました。普段は雪に覆われ静かな夜であろうその町が、今夜ばかりは活気にあふれ日本全国から集まった人の目を楽しませています。
翌朝、昨夜の祭りがウソのように町は静まり、いつも通りの生活が始まっていました。一晩で家を覆い尽くした雪を懸命に除雪する地元の人々。道を尋ねたおばあさんは我々が温泉から戻って来た後も雪かきを続けていました。この方々達のそんな粘り強さが、あの荘厳な祭りを支えているのでしょう。