女性をもてなすことに熱心な40代男性が、若い20代女性にモテているんだとか。超売り手市場での就職活動を原体験とする根拠のない自信と明るさが、この不況下、同世代の草食男子にはない男の魅力としてうつっているようです。
経済的余裕と安心感。包容力‥魅力は色々あるようですが、肉食おやじといわれる40代男性と。肉食化する20代女性には、共通項が多く、ひかれあうようです。
この世代、ともに恋愛に積極的な一方、ストレスも多い。女性は結婚や仕事の岐路に立ち、男性は厄年やメタボ健診で健康不安を感じる時期。昇進にも明確な差が出ます。そんな男女世代の「壁期」にある者どうしが、お互いの心の穴を埋め、癒しあう関係をつくるのです。
また、20代後半の女性は女子高生ブームというプチバブルを体験。かたや40代はバブル世代、ケータイもメールもない時代に養われた生身のコミュニケーション能力、バブルの余韻漂う男の積極性が、彼女たちのツボにハマっているかもしれません。
惹かれあう背景には、20年で激変した企業の仕組みや景気。若い世代ではすれ違う恋愛感情があります。
飲みにも行かず、内にこもりがちな今どきの男子に、女子奪還の奮起を求めるのは、酷な話でしょうか?