履いたきりならいざ知らず、飲み会や訪問先でブーツわ脱ぐ機会があったとき、ぷーんとまわりに臭ってしまったらかなりのイメージダウンです。

普段のお手入れとしては、ブーツは脱いだら脱臭剤を入れてホルダーにかけるなどして、内側に残りがちな湿気を取り去ります。重層を布に包んで口を縛った手作りの脱臭剤もおすすめです。
ハーブ入りにしてみても◎

思い切ってお手入れするなら、水で薄めた衣類用洗剤を布につけて固くしぼり、ブーツの内側を拭いて、さらに水ぶき（固く絞って）、からぶきをしてから、風通しのよいところでしっかり陰干しします。

「漂白剤」
ワンショット洗剤と呼ばれる一浴型の白物粉末洗剤には過炭酸ナトリウムなどの酸素系漂白剤が配合されています。アルカリと温度で漂白成分を酸化反応させることで漂白効果を発揮します。

「蛍光増白剤」
白物用洗剤には蛍光増白剤が含まれています。白さが衰えてきた繊維の白冴えを回復させる働きをします。最近では、無蛍光洗剤使用表示の衣料があり使用には注意が必要です。

「酵素」
プロテアーゼ（たんぱく質分解）、リパーゼ（油脂分解）、アミラーゼ（でんぷん分解）、などの酵素が配合されています。それぞれの酵素によって、襟・袖の汚れ・血液汚れ・皮脂汚れ・脂質汚れなどを効果的に分解し、これらの汚れを落としやすくします。

「キレート剤」（水質軟化剤）
キレート剤として配合される成分としてはトリポリリン酸ナトリウムが有名ですが、湖・河川等の富栄養化現象の問題で、近年は高分子系のキレート剤が多く配合され無リン化が進んでいます。キレート剤を配合することで、洗浄水に含まれる硬度成分（金属イオン）を封鎖し水質を軟化させ、硬度成分（金属イオン）による洗浄性の阻害を防ぎます。