洗濯洗剤
洗濯洗剤には弱アルカリ洗剤と中性洗剤があります。また、同じ性質の洗剤でも、形状が粉末と液体に分かれています。

●弱アルカリ洗剤
【適しているもの】
　綿・麻・合成繊維などの下着や普段着

一般的な汚れはアルカリ性が強いほど落ちやすくなるため、中性洗剤に比べて洗浄力が強いのが特徴。粉末と液体があります。


●中性洗剤
【適しているもの】
　毛や絹、色柄物などデリケートな衣類

洗浄力が穏やかなので、デリケートな衣類に。ドライマークが洗える洗剤や、おしゃれ着用洗剤も中性で、そのほとんどが液体です。

長持ちのコツは？

雑貨や洋服・靴にかぎらず何でも、放っておくと汚れが汚れを呼んで倍増していくし、こびりついた汚れは元の素材を加速度的に傷めていき、寿命を速めてしまいます。

それを防ぐには、汚れを早く取り除き、湿気を残さないのが大事。

そのためには、普段は埃を落としたり湿気をとばすひと手間のお手入れをし、適切な環境で収納をして、汚れ具合に応じたやり方を心がけましょう。

たたむ方が良い衣類とたたまなくてよい衣類があります。収納面から考えると、ハンガーにかけるよりたたんだ方が省スペースになるので、スーツやワンピースなど吊るさないとかえってシワや型崩れの心配がある衣類以外は、みんな畳んだ方がよいということになります。

ただ、たたむとせっかくきれいに仕上がった衣類にシワや折り目がつくことが避けられません。
その対策には、シワや折り目が目立つ胸まわりに折り目がこないようたたむほうを工夫しましょう。

毛玉ができちゃったというときは、専用の毛玉カッターもあります。また、眉毛バサミも活用できます。先が曲がっているため、ニットに必要以上には当たらず、穴をあけてしまう心配がないからです。

毛玉は普段着ている時や上着の脱ぎ着、洗濯などのとき擦れるためにできますが、それを防ぐ意味で、脱いだときの「極やさしいブラッシング」は有効です。

コートやジャケットもニット類も、脱いだときにブラッシングをしておくと、埃や垢が落とせるので汚れがたまりにくくなります。

ブラッシングの基本は、上から下へ～襟、袖と袖口、前後ろの身頃の順。毛の流れに沿ってかけ、汚れが目立つ部分は毛の流れに逆らって。

襟や袖口は表裏ともしっかりと、最後は毛の流れに沿ってかけます。
ただし、ニット類は極やさしくかけること。毛玉の予防にもなります。

ブラシの質は豚毛が一番適しているといわれます。