女子プロレスでは、試合の会場作りは選手自ら行います。リングを設営し、パイプ椅子を並べ、準備をします。何かその姿は私達の音楽祭と通じるものがあります。
私達も出演者たちが会場設営に携わり、配置変えや音響、司会に受け付け、裏方も全てこなすのです。そうやって作りあげるからこそ、やり遂げた後は充実感に満たされます。
ただ残念なこともあります。ここ数年ゲスト団体を呼んでるのですが、そのうちの1団体から、「会場の音響が悪かった、控え室が分かりずらい、誰に聞いたらいいかわからない‥」という文句ばかりの終了後のアンケートを読んだ時は、正直凹みました。こちらの不手際は反省するとして、そんなに言うなら、今年は出演団体として準備段階から参加してもらおうかなとも考えます。
裏方の苦労を知れば、あんな文句もでないだろうし、何より打ち上げのビールの味が違います。